子供のストレス性の痛み
大人と同様に子供もストレスを抱えると痛みを訴えることがあります。
- 腹痛
- 頭痛
- 吐き気・めまい
- 体の痛み
しかし、子供が「体が痛い」といったとき、すぐにストレス性だと思う
親はあまりいないでしょう。
成長痛かな、としばらく様子をみようとしますよね。
ストレスで体が痛むことは子供には割とあります。
特に多いのは、腹痛と足の痛みです。
小児科・整形外科に受信しても、問題がない場合はストレス性の痛みかもと
疑ってみましょう。
子供からのシグナル
- 不安なことがあると痛みが出る
- 同じ時間帯に痛みが出る
- 常態化した心配事があり、話題にする
ストレス性の痛みの見分け方は
就寝中に痛みがあるかどうか、です。
あんなに痛がっていたのに眠ってしまうと
一回も子供が起きることがない。
そう気づいたら、子供と話し合いましょう。
なにか気になること、ちょっときついなと思うことをそれとなく
聞き出します。
子供は自覚してない場合もありますから、
それ、ストレスだよとは言わないようにしましょう。

小児科の先生とも、子供抜きで
ストレスの相談をしてみましょう。
対処方法も聞いておきます。
痛みには早めの対処が必要
大人のストレス性の痛みは、自覚があるため対処がしやすいのに対して、
子供は、自覚に乏しいまたは親が頑張らせてしまうので気づいたら
ストレス性の痛みを発症しています。
早めの対処がなぜ必要かというと
ストレス→痛み
ストレス➡痛み
ストレスを受けて痛みが長期間になると、その関連づいた回路が太くなります。
すると、小さなストレスに対しても過敏に反応し、強い痛みを発するように
なります。
その結果、
ストレスに弱い体が出来上がります。

「このままいくとストレスに弱い体が
できあがます。
そこまでして続ける意味があるのですか」
この時、ストレスの原因は習い事でした。
大抵の子供は頑張って越えていきますが、子の性質によっては
痛みの症状が強くなることもあります。
小児科の先生は我が子のことをよくわかっていたので、
こうおっしゃったのでしょう。
しかし花ヤギはその後1年間、頑張らせてしまいました。

ちょっとひどいよね~

ごめんね…乗り越えて強くなれると思ってた。
ストレス性の痛みには、鎮痛薬があまり効きません。
そうすると、追加、追加と服用します。
例えば、ストレス性の腹痛に対して内科で処方してもらった薬を
飲み続けるとぶり返しのように激痛がおきます。
お腹の動きを抑える薬だったので、服用し続けるのはよくなかったのです。

転げまわるほどの激痛…

ここから加速度的に悪くなります…

痛みは心からのSOSです。
早めにストレスの原因から離れることを
考えましょう。
花ヤギさんは遅すぎました。
長引くストレス性の痛みには診断名がある
ストレス性の痛みが常態化し、生活に支障がでてきた。
しかし身体的な異常がみつからない症状を
【身体症状症:(旧)身体表現性障害】といいます。
よくある症状は、腹痛・頭痛・体の痛み・吐き気・けいれん等です。
じつはこの診断名が付くまでには時間がかかります。
身体的な病気がないか検査をしてから、その後精神科の受診で
告げられるからです。

痛みが常態化していたら
それを取り除くにはとても時間がかかります。

抗不安薬や抗精神薬の服用も
考えます…
様子を見ていたけど良くならないと感じたら、改めて
小児科またはかかりつけ医を受診してください。
生活に支障が出ているなら自力での回復は難しいです。
身体の異常がないか検査をしてから、児童精神科を紹介して
もらいます。
児童精神科は予約が取りにくいので、早く受診できるところ
にしましょう。
良いお医者さんに当たるのは、運です。
有名な病院がよいとも限りません。
まずは症状を軽くできるかもという安心だけでも手に
入れておきたいです。
痛みの症状が続くとどうなる
大抵はある一定の期間で痛みは落ち着きます。
しかし、痛みが長く続くタイプは、子供の鬱病に繋がることもあります。

これ以上痛みが続くと鬱に移行するので
よくないです。
ストレスの原因を完全に切り離しましょう。

長期になりすぎて、どれがストレスの原因かが
わからなくなりました…
この段階になると、抗不安薬・抗精神薬を服用しますが、
即効性のあるものではないので、症状は続きます。

母さん、助けて。痛いよ…。
もう、飛び降りてもいい…?
今思うと、すでに鬱だったと思います。
薬を様々服用し、大きな痛みが取れたのが
半年後でした。
小さな痛みはその後も続きます。
親ができることは、そばにいることだけ。
そして大丈夫、頑張れとはいわないことです。
ストレス性の強い痛みは、こころの叫びが体に現れたものです。
めいいっぱい頑張ってきた結果なので、
甘えだと突き放さず、症状が落ち着くまで寄り添っていきましょう。

ストレス→痛みの経路を
太くしないこと!
痛みが続かない対策が必要。
まとめ
現代は子供も多くのストレスを受けています。
それに伴い痛みも発症します。
症状としては、腹痛・頭痛・体の痛み・吐き気・けいれん等があります。
体に痛みや不具合が生じ続けると、鬱病という病気にもつながりやすくなります。
そのためストレスの原因に対して早い対処が必要となってきます。
ストレス性の痛みは、甘えと捉えられがちなので、
親は子供が頑張ってきたことをみとめ、あわてず症状が軽く
なる可能性があるものは試していきましょう。

