発達障害の偏りとは
発達障害は脳機能の偏り、発達の偏りと言われています。
”偏り”は、
WISC-IV(ウィスク・フォー)という児童用の知能検査を受けると分かります。
全体的な知的能力や記憶・処理に関する能力を測ることができる検査で、
数値を折れ線グラフで表すと凸凹さ、高低差があるほど”偏っている”と
なります。
”偏り”があるほど平均の世界では、生きづらさを感じます。
また治るものではないので、本人が自分の特性をつかみ困難をやり過ごしていくテクニックが必要となります。
偏りを穏やかにする方法
花ヤギはグレーゾーンっ子と過ごすうちに、ふと思いました。
「私も性質は子供たちとそう変わらない」
何を今更、とお思いでしょうが私、本当に困ったことがなかったんです。
下手したら少々優秀な子供時代だったと思います。

いやなかんじだな~

そこは聞き流してください…
そこで花ヤギと、子供たちで何が違うのか考えました。
- 田舎育ち
- 体を使った遊びをしていた
- 本を読んでいた
- 沢山習い事をしていた
このうち3、4番は小学校の半ばからの話ですのでひとまず置いておきます。
ポイントは2番です。
外遊びは、水に触れたり走り回ったり、緑の香りを感じたりと、五感をフルに刺激する機会となり、身体的な感覚を脳で統合させることができます。つまり、脳の発達によい影響を与えるのではないかということです。
子供支援ネットワーク
文部科学省の「全国学力・学習状況調査」の結果と、「体力・運動能力調査」の結果を重ねてみると、運動能力が高い子どもは、学習能力も高いという結果が出ています。また、学習成績が高いほど、運動に取り組んでいる子どもの割合が高いそうです。
こどもまなび✩ラボ
花ヤギは子供の頃、空き地にあった残土の山でマウンテンバイクごっこをひたすらしていました。
一人で何時間も自転車をかっ飛ばしていました。

マウンテンバイクごっこは、視界に入る土の状態を判別しながら安全なルートを見つけ、
バランスをとりながら全力で走り抜ける、ということを一瞬でこなします。
絶対転ばないと目標をかかげて遊んでいました。
そしてそれはものすごく楽しい時間でした。
脳が冴えた感覚、視界が良くなる感じを受けていたように思います。
脳を活性化させるには、一定時間にわたって心拍数を上げるタイプの運動がおすすめだと言います。しかし、サッカーやバスケットボールなどのチームスポーツは避けたほうが良いのだそう。その理由は、チームスポーツは、運動に苦手意識を持っている子にとって体を動かしにくいので、(頭を良くする運動の観点からは)競争や勝負を排除したほうが良いからです。
こどもまなび✩ラボ
偶然、脳に向上をもたらす遊びだったということですかね。
田舎だから出来たこととも言えます。
このようなことから、都会では少し難しいのですが、
楽しく体を動かす遊び・運動は子供の時に集中して行うことをおすすめします。
グレーゾーンっ子ほど後々恩恵をうけるのではないでしょうか。
私の場合は大学卒業までブーストされていた感覚でした。
発達障害と運動
子供が運動をすると脳の能力が上がる、ということは
実感としてあります。
花ヤギの子達は都会っ子なうえ、体の動かし方が下手でした。
体育は苦手で、怪我や骨折をしやすいのです。
その中で一番上の子が運動の習い事を始めました。
水泳と、剣道です。
3年ほど続けたところ、体の動かし方だけでなく全体的に苦手なことが
少なくなり、思考も論理的になりました。
周囲から浮くようなことがなくなりました。
さて、性質の似たもうひとりの子です。
この子はいつまでたっても論理的思考が身につきませんでした。
多々ある苦手さもそのままでした。
なんでだろうと思い考えたところ
運動の有無かな、となんとなく思いました。
習い事も運動も全くしていなかったからです。
そういえば親戚の子も似たタイプなのですが、習い事で水泳と体操を
したら、全体の能力が上がったようだ、といっていました。

違うこともわかっていますが、
運動は確かに脳へ影響を与えていると感じています。
すごく優秀になるというわけではなく、偏りの凸凹が穏やかになるということです。
気づきにくいものですが、のちに思い返すとあれが良かったのかなと思う日がくるでしょう。
発達障害と習い事
都会に住んでいると、満足に運動ができません。
もし子供が少しでも運動をしようとするなら習い事を選択するしかないのです。
体を上手く動かすには、体のすみずみまでコントロールする必要があり、
その行為で脳へ多くの刺激がいきます。
グレーゾーンっ子には重要なことです。
また、習い事自体をするのもよいことだと思います。
習い事は親の入らない世界です。
何か問題が起きた時に、自分で考え解決をしなければならない
場所です。
それゆえ、解決力が身につきます。
人と関わるので対応力も付きます。
習い事は”親からのプレゼント”だそうです。

親の夢を叶えるものではなく、子供がしたいもの
本当に楽しめるものを経験させてあげましょう。
とくにグレーゾーンっ子は無理にさせると、ストレスで逆効果になりま
すので注意してください。

楽しいと感じられる運動系の習い事、
習い事の数は少なめ、
がベストだと思います。

運動が嫌ならピアノがおすすめですよ。
まとめ
発達障害の”偏り”はなにも悲観することではありません。
”偏り”とは本人が気にならなければ、問題でも何でもないのです。
ではなぜ、偏りを穏やかにする必要があるのかというと、
学校という平均の世界があるからです。
この時期は発達障害の子達は辛いことが多くあり、
ストレスを強く受けます。
このストレスを少しでも減らすために、偏りを穏やかにする必要が
るのです。
幼少期に楽しい遊びや運動を集中して行い
脳を刺激しつつ、親と一緒に得意なこと、好きなこと探しをしましょう。
そうすることが子供にとってもストレスが少なく、
自分の道をみつけることにつながると思います。
